はじめまして、悠木芽依(ユウキメイ)と申します。「どんな人がこのブログを書いているの?」と興味を持ってくださって、ありがとうございます。
わたしは1973年生まれ、多発性子宮筋腫もちです。40代になってから子宮筋腫が胎児の頭くらいの大きさに巨大化しました。
身長164センチ、体重51キロ、服のサイズは9号ですが、お腹だけポッコリ出てます。だいたい妊娠6ヶ月くらいのお腹だそうです。
妊婦さんに間違えられたことがショックすぎて「切らずに子宮筋腫を小さくする!」と決意。ありとあらゆることを試し、子宮筋腫が約2センチ小さくなりました。
ですが、わたしの子宮にはまだまだたくさんの筋腫が存在しているので、これからも小さくすべく試行錯誤してまいります。
同じ悩みをお持ちの方に、わたしの経験が少しでもお役に立てたらと思い「子宮筋腫ブログ」を立ち上げました。参考にしていただけたら嬉しいです。
目 次
ユウキメイの家族について
夫と2人暮らし+猫1匹(子供はなし)
わたしの祖母も母も筋腫もちです。しかし同じ両親から生まれた3つ下の妹に筋腫は1つもなく、現在2児の母。
ユウキメイの子宮歴
- 11さい:初潮を迎える
- 28さい:婦人科検診で3センチ大の子宮筋腫が見つかる
- 32さい:半年間リュープリン治療を受ける → 筋腫に変化なし
- 33さい:筋腫核出術を受ける → 大小あわせて19個の筋腫を摘出
- 36さい:子宮筋腫が再発する
- 39さい:妊娠する → 7週で流産する
- 42さい:子宮筋腫が多発し巨大化する → 食事や生活を改める
- 44さい:子宮筋腫が2センチ縮小する、UAEを受ける
- 45さい:巨大子宮筋腫が3割ほど小さくなる
- 46さい:再発なし
- 47さい:再発なし、筋腫が壊死した(← 今ここ)
33才で子宮筋腫核出術を受けたときのこと
不妊治療の専門病院で、筋腫核出術をすすめられて開腹手術を受けたのは33才のときでした。
「筋腫があっても妊娠できるけど、妊娠する前に筋腫を取っておいたほうが、流産するリスクが下がるよ」と医師に言われて、手術を決めました。
手術の半年前から月1回リュープリンというホルモン治療をして、生理を止めてから手術に挑みました。
この治療については「子宮筋腫のリュープリン治療で副作用(ホットフラッシュ)がつらかった話」で詳しく書いています。
お腹を横方向に切開し、大小あわせて19個の筋腫を摘出しました。とにかく痛かったーーー!
全身麻酔なので、手術中の痛みはないし、まったく覚えていないのですが、その翌日から傷口がふさがるまでは地獄の日々。。
寝返りをうつのも、起き上がるのも、トイレに座るのも、笑うのも、くしゃみをするのも、痛い。少しでもお腹を動かすと激痛が走りました。
入院は10日間、そのあと1週間自宅で療養して、仕事はトータル3週間お休みました。
そして…手術後すぐに妊娠するものだと思ってたけど、まったくしません!
夫があまり不妊治療に積極的ではなかったり、わたしも仕事が忙しかったりで、すっかり不妊治療から遠のいてしまいました。
あれれ?なんのために手術したんだっけかな…
とりあえず子宮筋腫の再発防止のために漢方薬を試してみましたが、味がまずくて続けることができず。。
どんな漢方を飲んでいたか等は「子宮筋腫で処方された漢方薬がどうしても続けられなかった話」で書いています。
筋腫核出術の3年後に筋腫が再発する
子宮筋腫核出手術から3年後、婦人科検診で3センチ位の筋腫が2つ見つかりました。
「まぁそのうち再発するだろうな」と予測はしていたけど、術後わずか3年で再発。まだ36だし、閉経までだいぶあるなと思いつつ、忙しさにかまけて特に対策せず ← のちにめちゃめちゃ後悔する。
アラフォーで人生はじめての妊娠
人生最初で(そしてたぶん)最後の妊娠が発覚したのは、もう産まなくていいかなーと諦めかけていた39才の冬でした。
それまで1度も妊娠したことがなかったので、子宮筋腫があるけど自然妊娠できたことが信じられなくて、医師に「おめでとうございます」と言われてようやく「あぁ現実なんだ〜」と嬉しさがこみ上げてきました。
…が、喜んだのもつかの間、妊娠7週で流産しました。
初期の流産は、ほとんどの原因が受精卵の異常で子宮筋腫は関係ないようです(受精卵の染色体に異常があってちゃんと細胞分裂ができなかった)。
妊娠して驚いたのは、妊娠初期なのにどんどんお腹が大きくなったこと。わずか妊娠5週で妊娠5ヶ月くらいのお腹になりました。
妊娠で子宮が大きくなると、子宮筋腫も一緒に育ってしまうようです。わたしの場合は、筋腫がぼこぼこ多発してるので、余計にお腹が大きくなってしまいました。
もしあのまま妊娠が継続できていたら、最終的にはどんなお腹になっていたのだろう…考えると怖すぎます。
きっと赤ちゃんが「このお部屋(子宮)は居心地わるいからヤダぁ」と、早々に退散しちゃったのかな。
せっかく来てくれたのに、子宮整えてなくてゴメンねって思いました。
妊娠から流産までは「アラフォーで多発性子宮筋腫があっても妊娠できたけど流産した話」で書いているので、よかったら読んでみてくださいね。
子宮筋腫が巨大化して「ぽっこりお腹」になる
流産から3年後、妊娠の心当たりはないのにお腹が出てきたので、「あれ太ったかな?」と思い体重計に乗ってみました。。しかし数字は変わっていない。
ってことは、え?まさか…!ドキドキしながら仰向けになってお腹を触ってみると、なにこれ…なんか硬くて大きい塊あるやーーん!
便秘のせいだと思いたいけど、これは子宮筋腫だろうなと思いました。しかしお腹を触ってみてこんなに大きな固い塊を感じたのは初めてです。
あわてて婦人科で診てもらったら…やっぱりでした。妊娠したときも「子宮筋腫たくさんあるねー」と言われましたが、それが巨大化してました。
そのときのことは「子宮筋腫が急に大きくなるのはストレスが原因:1年で筋腫が巨大化した話」で書いています。
一番大きいのは、8センチ。それと同じくらいの筋腫がいくつもあって、子宮全部の大きさが胎児の頭ほどになっていると言われました。
もはやエコーでは子宮全体が映らないそうです。
しかし、その前の年の婦人科検診のときには、筋腫はこんなに巨大化していませんでした。ということは、わずか1年で大きくなってしまったということです。
見た目でわかるほど、下っ腹が出てきてしまいました。妊娠6ヶ月のお腹だそうです。生理前になるとさらに子宮が大きくなるようでお腹ぱんぱん。。
かろうじて9号サイズの服が着られますが、もっとお腹がぽっこりしてきて、ワンピースと妊婦さん用の服しか着れなくなったらどうしよう…と不安になります。
この言葉でわたしの決意は固まりました(← 遅い)。絶対に絶対になんとかして子宮筋腫を小さくする!と決めたのです。
わたしの筋腫は、筋層内筋腫(厚みのある子宮筋の中にある筋腫)と漿膜下筋腫(子宮の外側にある外膜の下にある筋腫)が多数認められています。
先生に「何個ありますか?」と聞いたら、「たくさんあって数えきれない」と言われてしまいました。。
巨大子宮筋腫による不調は腰痛と便秘くらい
子宮が巨大化したころから生理痛が重くなってきました。さらに生理もだらだら1週間くらい続くようになってしまい、これはちょっと憂うつでした。
それ以外は月経過多も貧血も頻尿もありません。便秘気味なのと、ときどき腰痛あることくらいです。
温活したり生理のデトックス機能を利用して子宮を整えたら生理痛はほぼなくなり、生理期間もきっちり4日になりました。
詳しくは「子宮筋腫を自分で治すには【生理のデトックス】を活用して子宮を整えることが必要」で書いています。
貧血や月経過多など、つらい症状があれば、ホルモン治療や子宮全摘の手術を受けるのかもしれませんが、ときどき腰痛と便秘になる程度なので、治療や手術をするのはどうしてもピンと来ないのです。。
40代前半プレ更年期症状が現れる
40代になって子宮筋腫が巨大化してきたのと同じ頃、以下のようなPMS症状も現れてきました。
- いつも使ってる化粧水が生理前になるとしみる
- 歯磨きをするとき歯茎が痛い
- 生理前になると尋常じゃないほど寝汗をかく
- なんとなく情緒不安定になる
- 生理周期が25日になる(それまでは28~30日)
「それってプレ更年期じゃない?」と元看護師の妹に言われてハッとしました。確かにプレ更年期の症状が現れてもおかしくない年齢でした。
それまでの食事や生活を変え、アロマ・フラワーエッセンス・ハーブティーなどの自然療法で女性ホルモンのバランスを整えたら、プレ更年期の症状はなくなりました。周期は25日のままですが。
このまま更年期症状も現れなかったらいいなと思うので、この生活を続けていこうと思います。
ホルモンバランスを整えるハーブティーについては「子宮筋腫の自然療法は【シャタバリ】のハーブティーがおすすめな理由」で書いています。とくにPMSやプレ更年期の症状がある方は読んでみてくださいね。
子宮環境を整えて子宮筋腫が小さくなる
子宮筋腫が多発して巨大化し、プレ更年期症状が出始めて思ったこと。
- 開腹手術は二度としたくない
- ホルモン治療もしたくない
- カラダと子宮に良いと言われていることを片っ端から試そう
というわけで今も絶賛継続中ですが、筋腫が巨大化してから2年間、子宮環境を整えるべく、ありとあらゆることを試してきました。
どのように体質改善をしてきたかは、少しずつ記事にしていきたいと思います。
その結果、筋腫の成長が止まり、一番大きかった8センチの筋腫が6センチになりました(2017年8月現在)。
まだぽっこりお腹だし、いくつも筋腫があるので道のりは長いのですが、「筋腫が成長してなかった」ということでいろいろ試してきた甲斐がありました。
その後の経過などもこのブログに綴っていきたいと思います。
子宮筋腫の人が避けたほうがいい食べ物&飲み物は、「子宮筋腫を改善するために避けたほうがいい食べ物とは?」で書いています。よかったら読んでみてくださいね。
おわりに:後悔だらけの私から
子宮筋腫は 今や30代以上の女性4人に1人が持っている病気です(40代以上は3人に1人)。
筋腫があるからって死んだりしないし、癌化することもほとんどありません。
だから、わたしは油断しました。
33才で筋腫核出術を受けたあと、生活とか食事とか特になーんにも変えませんでした。お腹切ってあんなに痛い想いをしたのに、のど元過ぎればなんとやらです。
ストレスもあったし、毎日お酒を飲んで、甘いものも食べて、不規則な生活をして、カラダも冷えていたし…とまぁ色々とダメダメでした。
だから再発したのは当然のことだと思います。
もし手術のあと、食生活や生活を見直して、子宮とカラダを整えていたら、妊娠・出産することを諦めなくてよかったのかもしれません。
もしくは、こんなに筋腫を巨大化させてしまうこともなかったと思うのです。
そんな巨大子宮筋腫持ちのわたしでも、少しだけ子宮筋腫を小さくすることができたので筋腫で悩まれている方のお力になれたらと思い、子宮筋腫ブログを立ち上げました。
このブログのタイトル「巨大子宮筋腫でも小さくなるの?」は、私のライフテーマです。毎日「どうしたら切らずに筋腫は小さくなるのか」ばかり考えて実践しています。
ちなみに、わたしは手術やホルモン療法を否定しているのではありません。筋腫があるために月の半分くらい不調だったり、貧血で苦しんでいたりする場合は、手術や薬物治療という選択肢も視野に入れるべきです。
ですが…
子宮筋腫が育ってしまう体質を変えなければ、手術や治療の後にまたすぐ再発してしまいます。
産みたいときに産める子宮とカラダをつくるために、少しでもこのブログがお役に立てたら幸いです。
悠木 芽依(ユウキメイ)
別ブログのご案内
子宮筋腫以外のことは別ブログ「ゆうきのコノゴロ:40代から毎日ご機嫌に暮らす方法」で書いています。テーマは、40代からの美容と健康・ライフスタイル・自分を満たす心の在り方など。このブログより更新頻度高めです。ご興味ありましたら覗いてみてください!