生理痛が重かったり、生理がだらだら続いたりして「生理ってわずらわしい」って思ったことはありませんか?
わたしは子宮筋腫が巨大化してから、生理痛が重くなり、生理期間も7日になって憂うつだったのですが「月経美人セルフケア〜女性ホルモンをととのえて美しくなる〜」という本に出会って、この悩みは解決しました。
整体師さんが書いた本で「生理のデトックス機能を最大限に活用して、子宮を整えていく方法」がメインテーマになっています。
この本によると、本来「生理は4日間で終わる」のが理想で、それ以上続くのは長すぎ。骨盤の開閉力(弾力)が悪いということなんだそうです。
本に載っているセルフケアを試してみたら、きっちり4日で終わるようになりました。しかもセルフケアはどれも簡単。ベッドの上でできるストレッチのようなものです。
その後、子宮筋腫もすこし小さくなりました。同時に食生活や冷えを改善したこともありますが、生理中にきっちり老廃物を排泄(デトックス)できるようになって、子宮を整えてきたからだと思っています。
こんな方に読んでほしい
- 子宮筋腫、子宮内膜症など、婦人科系のトラブルをお持ちの方
- 月経血過多、無月経、生理周期が長い、生理痛がある方
- 生理が6日以上続く方
- ベビ待ち、妊活中の方
生理は最強のデトックス期間
そもそも生理とは「卵子が受精しなかった(妊娠しなかった)場合に、受精卵の着床を待って厚くなっていた子宮内膜がはがれ落ちて排出されること」ですよね。
つまり妊娠に備えて、赤ちゃんがキレイな部屋に住めるよう毎月子宮のお掃除をしているのが生理なのです。
生理には、血液を浄化したり、内臓をはじめ体や心の疲れを取る効能もあります。つまり、女性には、毎月生理を通してデトックスできる機能が備えられているのです。
生理は体をリセットできる素晴らしいチャンス。上手に利用することで、健康や美しさがアップします!
(本書P.12から引用)
個人差はあると思いますが、生理前は便秘になったり、脚が浮腫んだり、食欲が増して太りやすくなったりと、カラダが「溜め込みモード」になりますよね。
そして生理が来るとカラダが「デトックスモード」に切り替わるので、生理前のもろもろの不調は解消されませんか?
この変化が 生理で体がリセットされる という現象なのかなと思います。
パソコンとスマホが女を壊す
骨盤は生理周期に合わせて開いたり閉じたりしますが、神経の緊張状態が続くとなかなか骨盤が開かず、生理が遅れたり乱れたりします。
特に目が緊張してこわばっていると、骨盤の動きが悪くなり、生理周期や状態に影響が出るのです。
(本書P.16から引用)
まさか目と骨盤が関係しているとは!これには驚きました。
パソコンやスマホを長く使っていると疲れるのは、「電磁波」や「目が疲労する」ということだけの問題ではありません。
目を使う・頭を使う(考える)・指を使うの3点が揃っているため、神経を最も緊張させてしまいます。そのため 骨盤の開閉の動きが鈍くなり、女性ホルモンの分泌の妨げてしまうのだそうです。
骨盤の動きが悪くなると、生理にも影響が出てしまうということ。となると生理のデトックス機能を活用できなくなってしまいますよね。
『パソコンと携帯メールが女を壊す』といっても過言ではないほどです。
(本書P.33から引用)
わたしも起きている時間の大半をパソコンかスマホを見ているので、これは気を付けなきゃと思います。お風呂にまでスマホを持ち込んでいたけどやめました。
4日間生理に近づける
生理は骨盤が開いて下がり、その反動で閉じていく流れにより4日間で終わるのが理想。6日以上続く場合は長すぎで、骨盤の開閉力(弾力)が悪いんだそうです。
この本では「4日間生理」に近づけるため、骨盤の開閉をスムーズさせてデトックスを促す下記のセルフケアが写真付きで紹介されています。
- スムーズに生理がはじまるよう生理前のセルフケア
- デトックス力を高めるための生理中のセルフケア
- 骨盤が閉まっていく動きをサポートする生理後のセルフケア
生理で最も大切なのは、完全に排泄(デトックス)すること。排泄が不完全だと卵巣のう腫や子宮筋腫といったトラブルが起こるだけでなく、冷え、手足のしびれ、顔のほてり、腰痛、神経痛などさまざまな症状の原因になってしまいます。
(本書P.76から引用)
子宮筋腫を自分で治すにも、完全に生理で排泄(デトックス)して、子宮に老廃物を残さないことが重要ですね。
こちらは子宮筋腫の方に効果的なセルフケアの方法(ちょっとヨガ?気功?みたいなポーズ)。寝る前にこのポーズしながら深呼吸してます。
生理中にしてはいけないこと
生理中は刺激に敏感になっている時期です。自然な生理の流れ(デトックス)を止めないために「生理中にしてはいけないこと」があります。
何より大切なのは、生理中は目や頭、指を休める期間にすること。特に2~3日目のパソコンや携帯メール、テレビは厳禁。
(本書P.75より引用)
ということで、生理中はパソコンやスマホの画面を見る時間を減らすよう気を付けることがポイント。
とはいっても、仕事でパソコンを使うことも多いので、この本に載っているセルフケアをしながら、生理中のデトックスをできるだけ妨げないようにしています。
セルフケアは「目に温湿布する」とか「足首・手首回す」など簡単な方法で取り入れやすいのが嬉しい(わたしが目の温湿布に使っているのはレンジでくり返し使える「あずきのチカラ目もと用」です)。
その他で生理中に避けたほうがいいこと
- 頭皮や髪に刺激を与えること(パーマ・カラーリング)
- 歯の治療
- 性行為
- 体を冷やすこと
- 使い捨てのナプキンを使うこと
生理中は刺激になることを避けたよさそうですね。本には書いてないけど、脱毛、飲酒、激しい運動とか、高いヒールの靴を履く(← 骨盤が前傾するので)というのも生理中はしないほうがいいかもしれません。
さらに合成化学物質や塩素系漂白剤が使われている使い捨てナプキンを生理中のデトックス期に使うのはかなり危険です。
詳しくは「子宮筋腫を悪化させないために「布ナプキン」に変えようという話」で書いています。よかったらご参照ください。
子宮筋腫を自分で治すには生理を活用すること
実はこの本は図書館で借りて読んだのが最初でした。そのときちょうど生理中だったので、本に載っている「目の温湿布」をすぐに試してみたら、生理2日目の下腹部が重たい感じがすーっとラクになったのです ← これ是非やってみてください!
なので「この本に載っているセルフケアをもっとやってみたい」と思って買ってしまいました。
「目を酷使しない」ことと「生理前・生理中・生理後のセルフケア」で、生理がきっちり4日で終わるようになり、生理痛とも無縁になりました。薬を飲まなくてよくなったのは本当にうれしい。
生理は最強のデトックス期間です。月1回のこのチャンスを活用して、子宮を整えてみてはいかがでしょうか。
子宮筋腫を自分で小さくするには、生理中に子宮の老廃物をきちんと出し切って子宮に残さないことが重要です。
そして、この本の最後に「妊娠・出産のための女性ホルモンのととのえ方」という章があります。
妊娠する前に「産めるカラダ」に整えておくことの大切さが書かれていますよ。妊活中の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
使い捨ての生理ナプキンも子宮を冷やして、生理中のデトックスの妨げになってしまいます。よかったらこちら↓を読んでみてくださいね。
“子宮筋腫改善”で検索して、こちらに辿り着きました。
私も2年程前に、身体の違和感から婦人科を受診し、子宮筋腫と診断されました。
投薬(点鼻薬)治療や漢方薬で様子をみましたが、血流改善はあったものの、下腹部のぽっこり感はなくならず、逆に体調が悪かった事の方が多かった気がします。
病院に行く事がストレスになり、今は特に何もしていません。
食事や足裏のツボ押し等、『子宮筋腫に良いよ~』と言われる事はやってきましたが、最近は少しサボり気味です(–;)
自分の身体の事ですし、もう少し真剣に向き合わなくては…と思い、辿り着いたのがこちらでした。
早速、紹介されてた本が気になったので購入してみました。体質改善に取り組みたいと思います。
又、覗かせていただきますね。
ありがとうございました(^-^)