「子宮筋腫を改善するために避けたほうがいい食べ物とは？」で、子宮筋腫を小さくするには次の３つは食べない（or 飲まない）ほうがいいですよとご紹介しました。
- エストロゲンが過剰に分泌するもの
- カラダを冷やすもの
- 保存料や添加物が含まれているもの
それはまず、主食は「玄米」にすること。
下記の図を見ていただくとわかるように、玄米は白米に比べて様々な栄養素をバランスよく含んでる栄養満点なスーパーフードなんです。
子宮筋腫を食事で小さくするには、筋腫を育ててしまう食べ物をできるだけ避けて、玄米と野菜中心の食事に変えること。
わたしも子宮筋腫が巨大化してから、主食は玄米にして「ゆるマクロビ」な食生活に変えました。
玄米ってパサパサして硬くて美味しくないイメージだったけど、モチモチっとやわらかく炊けるこちらの無農薬玄米にしたら、白米より美味しくて感動しました。
食べやすくて美味しい玄米なら毎日続けられます。さらに玄米食に変えてから体の調子がよくなり、子宮筋腫もすこし小さくなりました。
ということで今回「子宮筋腫にいい食べ物・玄米食をおすすめする理由」をまとめてみました。子宮筋腫を食事で小さくしたい方はぜひ参考になさってくださいね。
目 次
玄米と白米の違いとは？
精米していないお米のことで「胚芽（はいが）」や「糠（ぬか）」がついたお米です。
白米はその部分を取り除いたものになります。実は取り除いた胚芽やぬかの方に、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養が詰まっているんですよ。
| 白米 | 玄米 | |
| カロリー | 玄米と同じ | 白米と同じ |
| 消化 | 良い | 悪い |
| 栄養 | 少ない | 豊富 |
| 農薬 | ほぼ残留していない | 残留してるかも |
| 水を与えると | 芽が出ない | 芽が出る |
白米のポイント
- 種ではないので水を与えて放置したら腐る
- 消化吸収がよい、よく噛まなくても飲み込める
- 栄養は玄米に比べると少ない
- ぬかの部分は取り除いてしまうので農薬の心配はなし
玄米のポイント
- 種なので水を与えれば芽が出る
- 消化吸収が悪いので、よく噛まなければならない
- 栄養が豊富（ビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素など）
- ぬかの部分（周りの皮）に農薬が残留している可能性あり
ちなみに、漢字で「米」に健康の「康」と書いて「糠（ぬか）」と読みます。つまり、糠を食べると健康になるということ。
白米をお腹いっぱい食べても、細胞が望む栄養素はほとんど入っていないのです。昔の人は体験的に「糠（ぬか）に栄養がある」ということがわかっていたんですね。
江戸時代に精米技術が発達すると、裕福な商人が白米を食べるようになったら、とたんにミネラルやビタミンが不足して「脚気（かっけ）」になったそうです。
玄米は健康を維持する栄養素の宝庫。白米とは全く別の食べ物なんですね。
子宮筋腫の人には無農薬玄米がおすすめ
「子宮筋腫の人が食事以外で気を付けることとは？」でも書きましたが、子宮筋腫を小さくするために有害物質をカラダに入れないことが大事で、とくに毎日食べるものは農薬が使われていないものを選ぶことが重要です。
とは言っても美味しくないと毎日続けられないので、色んな無農薬の玄米を買って試してみました。玄米なのにモチモチっとやわらかく炊けるのは、今のところ「長野県産ミルキークイーン」だけです。
この無農薬玄米は、酵素玄米（寝かせ玄米）にしても、雑穀を混ぜても美味しくいただけます。
この玄米は、Amazonプライム会員限定の商品です（楽天やヤフーショッピングではお取り扱いしていないようです）。
「プライム会員じゃないけど、この玄米を食べてみたい」という方は「30日間のプライム会員無料」お試しで購入できるので、Amazonプライムのサイトをチェックしてみてくださいね。
玄米食にするメリットとは？
ダイエットになる
玄米と白米のカロリーはほぼ同じですが、玄米には胚芽とぬかに含まれる栄養素（ビタミン・ミネラル・食物繊維など）が豊富なので、脂肪を代謝（分解）してくれる効果があります。
さらに玄米は白米に比べてゆっくり消化吸収が行われるので、白米よりも腹持ちが良いと感じます。
脂っこいものが欲しくなくなる
脂っこい食べ物はトランス脂肪酸や飽和脂肪酸などが多いため、できるだけ摂らないのが理想ですが、砂糖と同様に依存性（中毒性）があるのでやっかいなのです。
玄米食にすると自然と脂っこいものが欲しくなくなります。それは玄米の「ガンマオリザノール」という成分が脳に働いて、高脂肪食への欲求を抑えてくれるから。
玄米食にすると一汁一菜の食事で心もお腹も満足します。
お通じが良くなる
玄米を食べ始めて最初に感じた効果は便秘が解消されたこと。玄米には食物繊維がたっぷり含まれているので、腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が悪いと、カラダは蓄積された老廃物をお肌からも排泄（デトックス）しようとするので、お肌がくすんだり、吹き出物が現れたりします。
さらに便通を整えることで「骨盤内の血流を良くすること」も子宮筋腫を悪化させない大事なポイントなんです。
免疫力がアップする
わたしのしの場合、玄米を食べるようになってから風邪をひかなくなり、花粉症の症状も軽くなり子宮筋腫も小さくなってきました。
もちろん玄米だけの効果ではなく、砂糖や添加物を避けたり、カラダを冷やさないように気を付けたりしている相乗効果だと思いますが、玄米に助けられている部分が大きいと感じています。
子宮筋腫を自力で小さくするには、免疫力や自然治癒力をアップさせることがいちばん重要です。
玄米についてのよくある質問
玄米ってやわらかく炊けるの？
玄米はパサパサしていて食べにくいイメージがありますが、お米の種類や炊き方によって、やらかく炊くことができます。
土鍋や圧力鍋がなくても普通の炊飯器の「玄米モード」で、白米を炊くより時間は掛かりますが（1時間半くらい）玄米もやわらかく炊くことができますよ。
ポイントは玄米を炊く前に6時間～1日くらい浸水させておくこと。水をたっぷり吸収させることでモチモチっとやわらかく炊けます。詳しくはこちら↓の記事を参考にしてくださいね。
玄米は消化に悪いから下痢になる？
たしかに玄米は白米より消化が悪いのですが、玄米を食べて下痢になるのは、やわらかく炊けていないか、よく噛んでいないかのどちらかです。玄米はよく噛んでから飲み込むようにしてみてください。
玄米は農薬が付着しているのでは？
玄米は精米をしないため農薬が付着している可能性があるので、できるかぎり無農薬で栽培された玄米を選ぶのが安全で安心です。ただ玄米にはフィチンという解毒（デトックス）効果もあるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫かなと思います。
まとめ：子宮筋腫にいい食べ物は玄米
わたしは週に２回くらい外食をするので、白米を食べる機会ももちろんあります。白米も美味しいなと思いますが、玄米に比べると白米は食感がふわふわして軽いので、どうしても食べ過ぎてしまうんですよね。
その点、玄米はよく噛んで食べるので少量でお腹が満足します。それでいて「ビタミン・ミネラル・食物繊維」がたっぷり含まれているので、たくさんのおかずを必要としません。
というのは理屈ではなくカラダがそう感じるのです。こんなに効率がよい食べ物は他にないのではと思います。
子宮筋腫を改善するには 子宮筋腫の要因になることをできるかぎり排除すること 。
そして自然治癒力や免疫力をアップさせるために、子宮やカラダにいいことを続けていくことが大切です。
玄米食にすることで、カラダの調子が整い免疫力がアップするので、子宮筋腫を食事で小さくするためにも1日1食は食べていただきたい食材です。
わたしのオススメはAmazonで購入できる長野県 東御産のミルキークイーン。無農薬で栽培された玄米です。もっちりと炊けるので、玄米のパサパサ感が苦手な方も食べられますよ。
